集合場所の 『道の駅 公方の郷 那珂川』 に朝8時前に集合して、第二回SPORES 2015 のシチュエーション説明を代表の片山敬済が行ったのちに、それぞれの参加者グループのリーダーからご挨拶と、イベント意義を話して頂いて、「支援物資輸送訓練」の一日が始まりました。
8時20分には急いで那珂川の河川敷に移動を行い、佐川急便経由の「支援物資」が到着するので、受け取りの準備が始まりました。
参加人員が増えても統率が取れるようにと、今回から各部隊の隊長と小隊長を定めてから、行動することになりました。
バイク部隊は阪入さんが務め、空挺部隊は真藤さんが務めることになり、各隊長の下には小隊長が数名づつ配置されました。
小隊長は、隊長が任命することで複数の部隊編成を行い、走行ルート確認と、仮想被災地に運び込む「支援物資」がそれぞれに分配されました。
空挺部隊は、小雨が降り、風も強い悪天候だったので、河川沿いに河口まで下るルートから、直線距離で山頂を飛び越えて、仮想被災地の美波町に向かうルートに変更しました。
逐一、雲行き、風向き、風速などの専門的な気象情報を取得しながら、何度もブリーフィングして、フライトジャケットに身を包む4人の連携を深めていたのが印象的でした。
一体何が行われているのかと、興味を抱いた関係者が集まり、しきりと覗き込んでいました。
この訓練を、今後のために如何に活かすかを編纂する、学術界の先生方も真剣な顔立ちで集まりました。
神戸学院大学の前林教授、DMATの指導を行う中田教授、DMATの医師、徳島県庁の職員さん、阿南市の防災担当 宮本さんは、第一回のイベント開催から細やかな段取りを手伝いしてくれました。
出発前の準備ですべてが決まる「段取り八分」。
余念のない其々の作業を、ショット写真でご覧ください。
”SPORTS RESCUE” で、想いをひとつに、世界はひとつに。